StreamingServerを作る -Ampache編-

ampache_main

ampache_main

Google Musicは、何気によさそうなサービスなのに日本では使えない・・・。アプリまできっちり日本語版がそろっているのに、正式なサービスの提供がありません。少なくとも日本で作成した自分のアカウントで運用することは現状では困難なようです。
ならば「自分で似たようなことやっちゃえばいいんじゃね?」ということで、KanaStreamingServerを作成することにしてみました。

ネットに置いた楽曲を、ストリーミングでNexus7等から聴くことを目標にします。
おおむね次のような条件を満たすことを目指します。

  • Webインターフェースを持っている。
  • Andoroidのアプリでも聴ける。
  • サーバーサイドで動き、手持ちのVPSサーバーかレンタルサーバーで稼働する。

このあたりを軸にして、しらべてみると次のものが要件を満たしつつメジャーであることがわかりました。

Subsonicは見た感じ大変お手軽そうで、しかもカッコよさげなのでしたが、30日間の試用後はライセンス料金が発生するので対象外としました。

ということで、AmpacheでいくかFireFly(これはmt-daapの名前を変えたものらしい)で作成するか検討し、とりあえず両方作ってみることにしました。

Ampacheの方から作ってみます。

まずGitHubからダウンロードして、得られた「ampache-master.zip」を解凍します。
これをFTPで、サーバーにアップロードします。ampacheをアップロードする「ampache」という名前のディレクトリをWebルート以下に作成ました。稼働させるサーバーにはLAMP環境が必要です。これで、ampacheにアクセスするときは「http://mysiteurl/ampache/」で閲覧できます。

ampache

ampache

アップロードが完了したら、ディレクトリのパーミッションを適切に設定しておきます。
そして、http://mysiteurl/ampache/にWebブラウザからアクセスします。
「Required」と書かれたところが、すべて OK と表示されないとインストールを完結できません。NG と表示されている場合は、その箇所に関して問題がないか確認する必要があります。
1度目の実行ではconfigディレクトリ以下のファイルには書き込みできるようパーミッション設定が必要だと警告を受けました。インストール画面の上の方を見るとちゃんと書いてありましたから、面倒がらずに読んだ方が良かったですね。

create_database

create_database

次に「ampache.cfg.php」の作成になります。
左図のような画面が表示されるので、

  • データベース名
  • MySQLのユーザ名
  • パスワード

を入力して「コンフィグの書き込み」をクリックします。
設定した内容でデータベースへのアクセスが成功した場合、ampache.cfg.phpファイルがサーバーのconfigディレクトリ内に作成されます。

config_checking

config_checking

「コンフィグのチェック」をクリックして、「OK」となればインストールは完了です。
次に、ampacheの管理者用アカウントを作成します。

create_ampache_users

create_ampache_users

左図の画面で、adminに対するパスワードを決定します。また、管理者ユーザーは後から追加することも可能です。adminはデフォルトで作成される管理者ユーザー名なので、後から別のユーザー名で管理者を作ってamdinは削除した方が安全です。

インストールそのものは、以上で完了です。あとはampacheに楽曲の追加をします。ampacheでは曲を登録することを「カタログの追加」と呼んでいるようです。

管理者ユーザでログインしたら、左ペインのメニューから[管理者]>[カタログを追加]を選択します。

add_musics

add_musics

カタログ名は適当な名前を決定して入力します。
パス名には、楽曲データを置いているパスを指定しておきます。WEBルート以下のディレクトリでは、直接アクセスしてダウンロードが可能になってしまいますから、WEBから直接アクセスできないディレクトリにデータを置いておかなければなりません。たとえば/opt/music/mp3などとしておきます。

必要な項目をすべて入力したら[カタログの追加]をクリックするとampacheが楽曲データを探索して登録が完了します。
曲を登録し終わったら、左ペインのメニューから[ホーム]>[曲タイトル]をクリックし、再生して確認してみます。無事に再生できればampacheのインストールはOKです。

とりあえずストリーミングで、カナやんも思い存分聞くことができます。が、これを外出先のタブレットで聴くのが本命なので、もう少し準備をしなければなりません。
このあたりは次のアーティクルで。