SoftEther VPN プロジェクトでUT-VPNを導入してみた

今日メールを見ると、「SoftEther VPN プロジェクト」からUT-VPNの新しいバージョンが公開されているとメールがありました。
各種のプログラムがVer.4になっているようです。現在までは、ウィンドウズ対応のバイナリだけがVer.4で他はVer.2という状態でしたから、これで各種のプラットフォームでバージョンの足並みが揃ったようです。

さくらのVPSにUT-VPNのLinux版を導入して、自宅と職場でリモートデスクトップしたり、サーバーにVNCしたりしていましたが、この機にUT-VPNをアップデートしてみることにしました。
旧バージョンではLinux版はバイナリが提供されていなかったので、ソースからコンパイルする必要がありました。しかも、結構、OpenSSLのバージョンでコンパイルができなかったり、コンパイル後も実行してみるとVPNSERVERがエラーをはいて停止したりして実行できなかったりと、なかなか導入までが面倒なものでした。
が、今回は各種バイナリも提供されているようで、

make install

だけでも導入できるようです…。

が、ここはやっぱりソースからコンパイルすることにしてみます。環境はCentOS6.5です。旧バージョンが無事ビルドできている環境なら問題はないはずですが、準備としては次のとおりです。

事前準備

yum -y groupinstall "Development Tools"
yum -y install readline-devel ncurses-devel openssl-devel

として、依存関係のあるパッケージを導入しておきます。

UT-VPNのビルド

  1. まずはソースコードのタウンロード
  2. ダウンロードしたファイルをサーバーにアップロードします。
  3. アップロードしたファイルを展開し、展開してできたディレクトリにcdします。
  4. configuerファイルのパーミッションに実行権限を与えます。
  5. # ./configure を実行します。
  6. # make でmakeします。
  7. # make install でインストールします。

このあたりは前のバージョンと同じです。
ちなみに、旧バージョンをインストールしたまま、コンパイル・インストールしましたが、設定を含めて、そのまま移行できました。

vpncmd about

vpncmd about

一応、vpncmdでバージョンを確認すると、Ver.4になっていることが確認できます。

旧バージョンと比べると格段に導入までのハードルが下がっています。

windows用ut-vpn client

windows用ut-vpn client

ウィンドウズ版のVPNクライアントもVer.4にアップデートしておきました。こちらも、設定等そのまま引き継がれました。
Desktop VPNを2契約していたのですが、UT-VPNが十分実用になるようですので、そのうちの1契約分を解約しました。Desktop VPNは長期契約をしていると月額料金が半分ほどになりますから、契約期間の短い方を解約しました。
もう1契約はやはり、緊急用に残しておきます。
フリーのUT-VPNのいいところは、もちろんオープンソースであることですが、それ以外にもDesktop VPNだと接続本数が増える毎に契約料金が増したり、Macをクライアントで接続すると別料金を取られたりと、結構コスト高になってしまって、フルに活用するにはお金がかかるのですが、これらも含めて自分で自由になるサーバーがあれば、最小のコストで手軽でありながら強力でセキュアなVPN環境を構築できることにつきます。

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